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今後の課金のあり方は?
7月9日に放送されたDQXTVでは、今後課金要素を増やしていくという方針が示されました。
これに関してはプレイヤーの中で賛否両論があることだと思います。
まあわたしとしても異論はありますが、この方向で行くなら行くで「ここをこうしてほしい!」という部分はあるので、その辺を前向きに考えてみたいと思います。
「Pay to Win」の考え方
課金システムがあるゲームにおいて、課金を利用したプレイヤーが圧倒的に有利になるゲームバランスのこと。
とりあえず青山プロデューサーは「Pay to Winにはしない」と明言しています。
ただし、青山さんのこの言葉の意味はあくまで、「ゲーム内で到達できる水準以上のものを課金で用意することはしない」というものでした。
それは同時に「ゲーム内で到達できる水準までは課金でアシストすることはあり得る」ということでもあります。
これは正直、どこまでも拡大解釈できるんですよね。
例えば、「課金によって輝石・戦神のベルトの効果や数値を任意で選択できるサービス」というのも可能になります。
ただ、「課金した方が有利になる」という意味では現状すでにそうなっているという感じもあります。
結局、便利ツールを使うか使わないかでキャラ育成に要する手間や時間は大きく変わってきます。
ログインボーナスのジェムを使って「基本無料」で使えるものの、当然有料ジェムを購入した方がより色々なことができて有利になることは言うまでもありません。
ジャンピングポーション
FF14では既に実装されている要素です。
青山さんが言っていた「初心者が追いつきやすくなる施策」というのはおそらくこれを念頭に置いたものだと思われます。
ただドラクエ10の場合、FFと違ってある1職だけ最大レベルに引き上げてもそこまでの意味はないような気はします。
もし導入するなら、
- 全職業の転職クエストスキップ
- レベル85までのレベル解放クエストスキップ
- 全職業レベル80に引き上げ(フルパッシブが取れる水準まで)
- 全職業の職業クエストスキップ(必殺技&職業の証解放)
- チャンス特技習得クエストスキップ(序盤からチャンス特技使用可能に)
あたりをセットにしたらどうかな、と思います。
「不思議の魔塔」の超便利ツール対応
「不思議のカード」はサブでも最低1枚は完成させておきたいもの。
バトルロードやアンクと違って物理的な回数制限はないので、繰り返しプレイすることで一応は追いつくことができるコンテンツではありますが・・・
むしろこういうコンテンツこそツールに落とすべきだと思います。
「お金(ジェム)を払って時短ができる」というのは、プロデューサーの方針にも合致するはずです。
まあ、お約束で「最低1回はゲーム内で20階に到達しなければならない」という縛りはあるにしても、2回目以降はツールで20階までの報酬がワンタッチで取れるという仕様でいいと思います。
カードを完成させたい人が使うだろうし、毎月初回は銀のフェザーチップがもらえるので、アクセ交換目当ての人の需要も考えられます。
継続特典のルーラストーンのショップ販売
「長期継続特典のルーラストーンをDQXショップで売って!」
これはわたし、何度も言っています。
これって、長期契約しているプレイヤーも決して損をせず、むしろメリットがあると考えてます。
結局、特典でもらえるのは1アカウントにつき1個だけですから、アカウント内のいずれか1キャラしか入手できないことになります。
購入可能にすることで、アカウント内のサブキャラにもルーラストーンを渡せるようになるわけですから。
先行してショップで購入した人も、後々特典でもらった時はサブに回せば無駄になりません。
どちらにしても、プレイヤーに選択権を持たせるのはいいことだと思います。
また、ルーラストーンだけでなく、キラパンプリズムやアンルシア・プラコンの衣装なんかもサブキャラ需要があるんじゃないでしょうか。
マイタウンのショップ販売
「マイタウンを直接DQXショップで買えるようにするべき」
これも強く思いますね。
前々回(6月11日)に放送されたDQXTVにゲストで参加されたあかほりさとる先生は、マイタウンの価格について、
「簡単に手が届く価格ではない」
とした上で、
「2億G持ってるハウジング勢はそんなにいないと思うし、マイタウンはハウジング勢の色んな人に遊んで欲しい」
とコメントしていました。
これは、マイタウンを巡る実情を正確に捉えていると思います。
「ハウジングの頂点」といえるようなコンテンツなわけですから、やはりハウジング勢、言ってしまえば本来手に入れるべき層の人たちがちゃんと手に入れられるような仕組みにするべきではないでしょうか。
ハウジングに凝っている人たちは普段からショップの課金家具や庭具をよく購入していると推測できるので、「課金してマイタウンを購入する」という行為にも比較的抵抗はないだろうと考えられます。
いわば需要とマッチしているので、ショップで販売する価値は十分あると思います。
これを言うと、「ゲーム内で2億ゴールド払って手に入れるものを、○○円で買えるのはおかしい!」という人がいるかもしれません。
ですが、RMTが禁止されている以上、ゲーム内通貨の価値とリアルマネーの価値をリンクして考えること自体がおかしいんじゃないかとわたしは考えます。
「マイタウンメダル」とも並立して問題ないと思います。
こちらは、「無料で手に入る可能性がある手段」として差別化できますし。
既にふくびきを回しまくってメダルを集めた人からの不満については、そりゃ24日にサプライズで「ショップでも売ります!」とやったら返金問題にも発展しかねませんが、例えば実装から1年後とかそれ以降にショップで販売、という形なら少しは和らぐんじゃないでしょうか。
「実装直後に先行して入手できた」ということ自体が利益という考え方もできると思うので。
さいごに
わたしも大概意志が弱い人間なので、スタンスとしては「課金の拡大には反対」だけど、便利な機能や要素が追加されたら「それはためらわず使う!」というのが正直なところです。
ただ、いわゆる「ガチャ課金」については反対、というか嫌いです。
まあ、基本の利用料金だけじゃ色々と厳しいんだろうってのはプレイヤーである我々も薄々感じているところではないでしょうか。
なので「プレイヤーを満足させつつ利益を確保していく」というミッションのために今後の課金システムを設計していってもらえたらな、と思っています。
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