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PS3が起動不能に!
数週間前のこと。
ちょっとブログのネタにPS3の某ソフトを使おうと思い、画像を撮るためにPS3を起動しようとしたのですが・・・
あれ・・・起動しない。
正確には、電源は入るのですがすぐに「ピピピッ」という電子音が鳴って電源が落ち、電源ランプが点滅し続けるという状態になりました。
壊れたPS3の型番
私のPS3は、2009年12月に発売された、
「FINAL FANTASY XIII LIGHTNING EDITION」(CEJH-10008)
になります。
セラミックホワイトの本体(CECH-2000B)をベースに、FF13のライトニングさんがプリントされた限定版です。
YLODとは
YLODとは「Yellow Light of Death」の略で、「赤ランプ点滅故障」とも呼ばれます。
PS3の故障ではかなりメジャーなものであり、本体内のメイン基板のハンダ付けの劣化により起きると言われています。
発生して起動不可能になると、データの取り出し(バックアップ)はおろか、中に入ったディスクの取り出しさえもできなくなります。
ドライヤー修理はダメ!
実はこの故障、2回目になります。
去年の秋くらいに同じ症状が発生し、その時はネットで調べて「ドライヤー法」という応急修理をやってしまったのです。
結果として一時的には復活しましたが、それで安心してバックアップを取るのを怠ってしまい、今回まったく起動しない状況となってしまいました。
通気口からドライヤーを当て続けたため、外装がゆがんでしまっています・・・
ドライヤーによる応急修理は絶対にやらない方がよいです。
YLODはタダで直せる故障ではないということは覚えておくべきだと思います。
既にソニーのサポートは終了!
「ならちゃんと修理に出そう」と思っても、もう既にPS3はほとんどの型番でソニーのアフターサービスが終了しています。
PlayStation®3 一部機種のアフターサービス受付終了のお知らせ
確認すると、私のPS3は「CECH-2000B」になるので、3年前(2016年3月末)に
既にサポートが終了していたのです・・・
まだやりたいゲームがあるんだ!
もうほとんど起動することはないとはいえ、PS3の積みゲーも相当数あります。
「いつかはやりたい」と思っているので、やはりプレイできる状態にはしておきたいと思うのです。
特に第3次スパロボZの「天獄篇」とか「魔装機神F」ですね・・・
この2つはどうしてもやっておきたい!
ヤフオクで修理を依頼!
どうにかして修理できないか、と調べていたら、「ヤフオクで修理を請け負ってくれる業者さん?がある」という情報が目にとまりました。
検索してみると、確かにありました。
費用は「5,000円+こちらから故障本体を送る際の送料」です。
いくつか「PS3のYLOD修理」を掲げる修理業者のホームページ等も見てみましたが、大半が修理費が10,000円超え+送料で、ほぼソニーの純正サポートと変わらないような金額のところが多かったです。
ヤフオクというところで若干不安はありましたが、それでもやはり少しでも安く直せるならそれにこしたことはありません。
調べると(自称ではありますが)これまでに7,000台以上の修理実績があり、ヤフオクの評価も3,500超え。(いくつか悪い評価もありますが)
今回はこちらで依頼してみようと思いました。
落札から到着まで
流れとしては、まずヤフオクで落札後にこちらから元払いで故障したPS3を指定した住所に送ります。
そして先方で修理が完了後、本体がこちらに送り返されてくる(送料はあちらが負担)という形になります。
とりあえず私は5月16日に落札して、翌日本体を送付しました。
送付方法に指定はないので、私は「ゆうパック」にしました。
余談ですが、ゆうパックの料金は切手で払うことができます。
送料が1,800円弱だったのですが、大量に余っていた62円切手で払うことで、少し得した気分になりました。
ちょうどで払わないと実は損だったりするんだけどね・・・
無事に戻ってきたPS3
その後、5月30日に返送された本体が到着しました。
17日に発送して、約2週間(13日)で戻ってきたことになります。
一応商品説明ではYLOD修理は「8日以内」と書かれていましたので、往復の輸送時間を加味するとちょうどそのくらいになるでしょうか。
おかえり、ライトニングさん。
起動成功!
電源投入時はドキドキしましたが、異音を発することもなく無事に起動成功しました!
サービスとして内外の清掃や静音化処理をしてくれているとのことでしたが、確かに動作音が静かになっている気がしました!
トロファーは要注意!!
ただ一つ気になったのは、確認したら「身に覚えのないタイトル」がトロフィーリストに追加されていました。
おそらく動作確認のために使ったのでしょうが、これはトロファー(特に全タイトル100%にこだわる人)にとってはゾッとする話だと思います。
特にこの「ウイイレ2010」はオンラインサービスも終了しているので、もし1個でもトロフィーが取得されていたら取り返しが付かないことになります。
初回起動しただけで最初のトロフィーが入るゲームもあるので、これは怖いと思いました。
幸いトロフィーは0%だったので、PS4から削除することができます。
PS3に戻って確認したら、PS3のトロフィーリストからも無事消えていました。
ウイイレのゲームデータがPS3に残っていたのでこれも削除しました。
やはりPSNからのサインアウトはもちろん、PS3のユーザーからもログアウトして作業をして欲しかったな、とは思います。
こちらから修理前に対応できるならしていますが、出来ないですからね・・・
私も一応こういう状況を予感していなかったわけではないので、セキュリティも兼ねて、修理に出す前にPSNのアカウント情報(パスワード)の変更はしていました。
勝手にトロフィーが取得されていたとしても、PSNと同期さえしなければPS3のデータを初期化することでなかったことにできます。
(それだと修理に出した意味が半分以上なくなりますが・・・)
まとめ
- ソニーのサポートが終了している以上何をするにしても「自己責任」
- ドライヤー修理はやめたほうがいい(本体を痛めるだけ)
- 業者に依頼するならヤフオクの方が安い
- 修理に出す前にPSNのパスワードは変更しておく
- トロフィーにこだわる人は注意して対応しよう
がんばってもらいたいです!