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開発・運営だより第48号が公開!
昨日公開された『開発・運営だより』で、バージョン5からの新スキルシステムについての補足説明が行われました。
以前、新スキルシステムについて考察した記事がこちらになります。
今回新たに発表された情報を踏まえても、今回の改修における「運営の真の狙い」は、当時のわたしの考察から大きくは外れていないと思います。
運営だよりを読んだ第一印象
結構Twitterなどでは厳しい意見が多いようですが、わたしの第一印象としては「トータルで考えたら英断かも」という感じでした。
もちろん、これまでの7年間続いてきたスキルシステムを根底から変えてしまい、さまざまな要素に影響を及ぼす「荒療治」ではあります。
ただ、現状のシステムについては、運営だよりでも触れられていますが、スキルポイント割り振りの複雑さに加え、新スキルラインの追加などの思い切った改修や、逆に職業別の細かい調整もできない拡張性の無さといった、職業間でスキルポイントを共有する仕様が故の「積弊」が目立っていたこともまた事実です。
これを解決するためには、今回のような荒療治もやむを得ないでしょう。
ちょっと安心した点
「運営がこの問題に対する認識を持っていた」のがはっきりしたことについては、少し安心しました。
結局、スキルを共有している限り、ツメスキルをいくら強化しても武闘家とまもの使いの実力差は埋まりません。
職業毎に細やかな調整を行い、職業間の格差をより効果的に是正するためには、スキルを切り離すしかありません。
「戦士とバトルマスターのはやぶさ斬りの性能を別のものにする」可能性もあると書かれていますが、まさにこの方向性だと思います。
しっかり調整を行ってもらう必要はありますが、これによってプレイヤーが受ける影響は必ずしもマイナスのものだけではないでしょう。
具体的なSP増加量も公表
まあ予定ではありますが、新バージョンで増量されるスキルポイントの量や施策についてもある程度具体的に発表されています。
ざっくりまとめると、
- レベルアップで得られるSPを約220pt→約280ptに増加(Lv110時)
- 特訓ポイントを1ポイント解放(20pt目)
- 各職業クエストクリアで、その職の全スキルが最大+100pt
- 新コンテンツ「極致への道標」で+30~60pt
また、関連する項目として、
- マスターSPは各職業のスキルポイントに統合される?
- 新たな「やりなおしの宝珠」の追加
やりなおしの宝珠 | 1職業の1スキルラインをリセット |
全やりなおしの宝珠 | 全職業の全スキルラインをリセット |
職やりなおしの宝珠(仮) | 1職業の全スキルラインをリセット |
といった改修がなされるようです。
実際の割り振り例を見てみて
新システムにおける戦士での割り振り例が掲載されていました。
とりあえず、自由に振れるポイントが総計330pt程度。
職業クエストで各スキル100ptまで底上げされるので、それを踏まえて割り振ったものになります。
まあ、戦士に限って言えばこれだけ振れれば十分という気もしますが・・・
バージョン5でのスキル周りの改修計画
バージョン5期間におけるスキルポイント周りの仕様改修計画についても記載されていました。
- スキルラインシステム自体の改修(5.0)
- 新スキルラインを各職業に追加(5.0~5.3)5.0では「武闘家&ヤリ」「旅芸人&ブーメラン」「パラディン&片手剣」「賢者&扇」が追加!その後も1アップデートで4職業程度のペースで追加していくらしいぞ!
- スキルポイント増加クエスト「極致への道標」(5.0)
- 職業スキル 200ポイントスキル追加(5.2)
- 既存スキルラインの改修(5.4~)
その他の要素としては、
- レベルアップ時のパラメータ上昇幅を増やす
- レベル上限開放を小刻みに行う
- レベル110以上へのレベルアップ時の必要経験値の増加
といったことがあげられています。
さいごに
というわけで、なんだかんだでわたしは期待したいと思います。
結局、「今のスキル振りや使い勝手を維持できるか」というところで不安や怒りを感じている人が多いようですが、そこはオンラインゲームである以上、定期的な環境の変化は受け入れざるを得ないのではないでしょうか。
確かに、一部の職業では実質的に弱体化したり、今まで通りの運用ができなくなる可能性もあります。
ただ、新スキルラインの追加や既存スキルラインの改修で、現行の「テンプレ構成」が陳腐化する可能性だって大きいわけですから。
スキルシステム自体が柔軟になり、拡張性が高くなったということは大きなメリットになり得ると思います。
※新しいしぐさについてはまた後日書きたいと思います!
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