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はじめに
このブログでは、ご覧の通り「Googleアドセンス」という広告配信サービスを利用しています。
今やブログ運営と一体となっているともいえるこのサービスですが、利用にはGoogleの審査があります。
検索すると「Googleアドセンスの審査に通過する方法」といったサポート記事がたくさん出てきますが、その中でもゲームブログ、特にドラクエブログに特化したサポート記事はほとんど見当たりません。
なので、今回は私の体験をベースに審査通過までの流れと気をつけたポイントについてまとめてみたいと思います。
最初は「なんとなく」
ホームページ自体は十数年前からちょこちょこは触っていました。
まだメモ帳にHTMLタグを手打ちしていた時代です。
当時やっていたのはブログではなく、2chのまとめサイトや自作の小説とかでした。
あまり思い出したくない記憶ですね・・・
数ヶ月前、「ドラクエ10のブログを立ち上げたい!」と突然思い立ち、色々と調べながら準備をしていきました。
WordPressの利用、しかもサーバーを借りて、独自ドメインを取得してというのはこのブログが初めてです。
アドセンスも、当初はなんとなく「ブログやるならとりあえずこれも登録するんだよね?」程度の感覚だったと思います。
甘かった認識
最初は、アドセンスの審査に関しては形式的なものでそんなに厳しくないだろうと思っていました。
大昔に、海外の大学のことを日本の大学と比較して「入るのは簡単だが出るのは難しい」と表現していましたが、それと同じような感じで、「利用登録するのは簡単だが結果(収益)を出すのは難しい」んだととらえていました。
そんなだから、審査についても勝手に楽観視していたんですね。
私の審査経過
今回、このブログでのアドセンス申請と審査の経過は以下の通りです。
4月9日 | ブログ開設 | |
4月18日 15時 | Googleアドセンスに申請(1回目) | ※記事数22 |
4月18日 21時 | 不承認メールを受け取る | |
5月21日 18時 | Googleアドセンスに申請(2回目) | ※記事数12 |
5月22日 03時 | 審査通過メールを受け取る! |
2回目の申請で通過したのはある意味良い方だったのかもしれません。
他の方のブログを見ると、10回以上申請してハネられてを繰り返している人も多いようですので・・・
それでも、4月に一度不承認になったときはさすがにどうしたものかと頭を抱えました。
再申請は慎重に!
アドセンスの再申請自体は、基本的に何度でも行うことができます。
しかし当然ながら、指摘された問題点を修正しないまま再申請しても結果は同じ事でしょう。
具体的な審査の基準や方法は公表されていませんが、ある程度の「継続性」と「一貫性」があると考えておくべきです。
つまり、「今回の申請はたまたま運が悪かっただけで、また別のタイミングで申請すれば同じ内容でも審査通過するかもしれない」なんてことはまずあり得ないということです。
さらに、いたずらに再申請を繰り返してしまうと、ある意味での「ペナルティ」が課せられます。
それは、「審査に要する時間がどんどん長くなっていく」というものです。
私の場合は合計2回だったのでどちらも数時間~半日で審査結果が帰ってきましたが、これが何度も再申請している人では審査にかかる時間が長くなり、場合によっては数週間を要することもあるそうです。
なので、再申請については問題点が解決されたのか慎重に確認し、万全の状態で行う必要があると思います。
指摘された問題点とは
不承認の通知がメールで届いて、リンク先で内容を確認すると不承認の理由としてこのように書かれていました。
『価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)』
詳細については以下のとおりです。
AdSense のプログラム ポリシーに記載されているとおり、ユーザーにとって価値がほとんどないページやアプリ、または広告の比率が高すぎるページやアプリには Google 広告が表示されません。これには、第三者が提供するコンテンツに付加価値を付けずに、コンテンツをコピーまたはリライトしたページやアプリが含まれます。詳しくは、Google のウェブマスター向けの品質に関するガイドラインで、付加価値がほとんどなく、内容が薄いコンテンツに関する記事をご覧ください。
見直すべきポイント
この「価値の低い広告枠」については、この指摘をくらう人が多い分、対策するべきポイントというのも皆さんが様々なことを書いています。
色々な意見に触れた上で自分なりに試行錯誤した結果、ゲームブログ(ドラクエ10ブログ)において注意して見直すべき重要なポイントは、以下の5つになると思います。
①自分独自の(コピーではない)記事か |
②読んだ人の「役に立つ」記事か |
③1記事ごとにある程度のボリューム(文字数)があるか |
④DQXの「画像・動画の取り扱いについてのガイドライン」を満たしているか |
⑤Googleアドセンスの禁止事項に該当していないか |
ポイントを踏まえて見直してみる
これらのポイントを踏まえて、不承認をくらった私のブログの内容を見直してみました。
①自分独自の記事か
これは問題なかったと感じています。
当然、同じドラクエ10というゲームをメインにしたブログで、同じタイミングでアップデートやイベントが来るわけですから、取り上げるテーマが他のブログと「被る」ことは問題にはならないはずです。
もちろん内容は、自分なりの切り口や味付けでまとめていく必要があるでしょう。そこは守れていたと思います。
②読者の役に立つ記事か
この視点が致命的に足りていなかったと今になれば思います。
初回の申請時点で記事は20個以上用意していましたが、その内容は生活系では「コンビニでくじを引いてきました!」「ファミレスに行ってきました!」みたいなものばかりで、肝心のドラクエ関係でも「ドレアをしました!」「テンの日でした!」みたいな完全に日記でしかない記事ばかり。
見てくれた人に「こいつ楽しんでるな」とは思えてもらったとしても、その人の役に立つ内容では到底なかったと思います。
③ある程度のボリュームがあるか
ここもまったく意識できていませんでした。
文字数をカウントできるプラグインで確認したら、投稿していた記事の半分以上が1,000文字以下でした。
また、「見出し」をまったく使っていない記事も数多くあり、まったくクオリティの統一ができていない状態でした。
④DQXのガイドラインを満たしているか
これに関しては問題なかったと思います。
ブログ内に「プライバシーポリシー」も準備していましたし、DQXのガイドラインに基づく注意書きもしっかり掲載していました。
⑤アドセンスの禁止事項に該当していないか
ここも問題はなかったと思います。
アダルト、アルコール、バイオレンス、ギャンブルなど禁止事項は多数ありますが、そこはCERO:Aのゲームですから。
普通にゲームの内容をベースにして記事を書いている分には禁止事項に抵触する可能性は低いと思われます。
怒ってる人が多いしね・・・
こうして改善していきました
とにかく「役に立つ記事」「ボリュームがある記事」という2つのポイントに注意しながら修正を行っていきました。
まず全記事を見返して、どうしたって日記にしかならない記事は思い切って削除。
また、「あくまでメインはドラクエ10」というコンセプトを明確にするため、修正前は5:5ぐらいだったドラクエ10とその他(生活系)の記事のバランスをドラクエ10寄りになるようにしました。
その上で「残す」と決めた記事の内容を膨らませていき、「日記」から「情報提供」へと記事の趣旨を変えていきます。
例えば、ドレアの記事ならば「ドレアしました!素敵でしょ?」で終わらせず、コンセプトを説明したり、レシピを掲載するようにしました。
さらに、使用したアイテムの入手方法などを追記することで少しでも記事の「価値」を高める工夫をします。
強敵撃破も、ただ「倒しました!」ではなく、自分なりのレポートや攻略情報も載せていく。
こういったことは、今ドラクエブログを作成・更新されている方にとっては当たり前のことだと思うのですが、そういう当たり前のことがまるで出来ていなかったんだと痛感させられました。
2回目の申請で審査通過!
約1ヶ月後、記事数を12個まで絞り込んで、内容も修正した上で再申請しました。
その結果・・・
無事、2回目の申請で審査通過のメールが届きました!!
まとめ
チェックするべきポイントをまとめてみます。
①自分独自の(コピーではない)記事か
- 取り上げるテーマが他と被ることを気にする必要はない
- 自分なりの見解なども加え、自分の言葉でまとめる
②読んだ人の「役に立つ」記事か
- 単なる「日記」に終わらせず、何らかの「情報提供」を行う
③1記事ごとにある程度のボリューム(文字数)があるか
- 1記事の文字数は最低でも1,000文字以上を心がける
- 記事数は関係ない。短い記事を多く作るより1記事を充実させる
④DQXの「画像・動画などの取り扱いについてのガイドライン」を満たしているか
- 権利表記は必ず入れる
- プライバシーポリシーはあったほうがいい
⑤Googleアドセンスの禁止事項に該当していないか
- 過度のアダルト表現、誹謗中傷と取られかねない過激な表現は注意して使う
Googleアドセンスは決して「狭き門」ではありませんが、年々審査が厳しくなっていることは事実であり、無対策でパスできるほど簡単ではないと思います。
逆に、最低限のポイントを押さえてさえいれば一発通過も夢ではありません。
今からゲームブログを始めようとしている方にとっては、アドセンスの導入はやはり目標やモチベーションにつながると思いますので、ぜひ検討してみてください!
少しでもお役に立てばうれしいです!
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