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「リライト」してますか?
ブログの運営や収益化関係の記事を色々あたっていると、よく目にするのが「リライト」という言葉。
今回は、この「リライト」という言葉の意味や重要性について、「ドラクエブロガー」の視点からまとめてみたいと思います。

「リライト」の意味
さて。「リライト」という言葉を聞くと、皆さんはまず何を思い浮かべるでしょうか。
わたしはネタでもなんでもなく、これです。

2003年版(第1期)の「鋼の錬金術師」のOP曲ですね。
当時まだ原作が連載中だったため、結末はアニメオリジナル展開でしたが、後年放映された原作準拠版よりもわたしは好きでした。

「リライト(Rewrite)」とは、
①他のブログやサイトを参考にして、新たな記事を執筆する。
②自分が過去に執筆した記事を修正する。
という2つの意味があります。
一般的には②番の意味として理解されている方が多いのではないでしょうか。
しかし①番の行為も「リライト」と呼ばれます。
今回はその両方を見ていこうと思います。
「パクリ」と「リライト」は違う
まず、大・大前提ですが、「パクリ」と「リライト」はまったく違います。
以前、こういうことがありました。
あるブロガーさんの身に起きたトラブルだったのですが、ご自身が執筆された記事を他人のブログに「丸パクリ」されたというものです。
わたしも、実際のパクリ先ブログを見に行きましたが、もう8割9割といったレベルではありません。画像も含めた何もかもをパクっており、ほぼ100%の盗用記事といえるものでした。
当然、これは絶対にやってはいけません。
特にアドセンスを利用している場合は、「コピーコンテンツ」という明確な禁止行為に該当します!

自分の言葉で「リライト」する
一方で、他のブログやサイトに掲載された情報を「参考」にして、自分の言葉で書き直す、自分の考えを加えてまとめる・・・こういった場合は「パクリ」にはあたりません。
これこそが上記①番の「リライト」であり、認められた行為です。
ドラクエ10関係で例をあげれば、
「冒険者の広場」や「スクエニe-STORE」に掲載されたイベント情報や商品情報などを、スクエニが定めるルール&ポリシーに基づいて写真やデータを引用し、自分なりの文章や図表にまとめる。
といった行為は正しい「リライト」にあたるでしょう。

境界線はどこに?
では、「パクリ」と「リライト」の境界線はどこにあるのか。
正直、これは明確に示すことはできないでしょう。
一部では「他からの引用部分が5割以上ならパクリ」という意見がありますが、そこはあまり関係ないと思います。
たとえ「引用」した部分が2割3割程度であっても、該当部分がそのままコピーしたものならば、「パクられた側」が見ればそれと分かります。

どうしても該当部分をそのまま使わせてもらいたいなら、必要最小限の量に絞って引用し、しっかりと出典を明記するという作業が必要です。
結果的に「被っちゃう」ことについて
ただし、ドラクエブログやってると、まったくそんなつもりはなかったのに、結果的に他の方のブログと「ネタが被ってしまった」ことは多々あると思います。
これはまた別の問題なので、過度に気にする必要はありません。
どうしても同じゲームを題材にしている以上、その日のネタが重なることはあるし、それぞれで考えて、結局同じ結論に至ることも多いはずです。
なので、記事が被ったからボツにするとか、無理矢理結論を違うものに変えるとか、そういう必要はまったくないと感じています。

他者の「リライト」は失礼なのか?
他の人の記事を参考にして「リライト」することは失礼なのかどうか、という点。
これはもう感情の問題になりますよね。
人によっては「自分の記事を他の人に引用されて書き直されるのは嫌だ!」と思われるかもしれません。
ですが、他者の記事を「リライト」する意味というのは確かにあると思います。
様々な人のブログを読んでいて、
「これ、すごく良いこと言ってるんだけど、もうちょっとわかりやすく書いた方が伝わると思うなぁ・・・」
「この記事に、わたしが考えていることをプラスしたらもっと充実した内容になるのになぁ・・・」
と思うことはあるはずです。
そして、自分自身にそれを実現する力があるなら、「リライト」を試みることに躊躇する必要はないと思います。
それによってより「伝わりやすい記事」ができれば、さらに多くの人に情報が伝わるわけですから。
最後に「○○さんの記事を参考にさせていただきました」の一文とリンクでも掲載していれば、失礼にはあたらないと思います。
自分の記事の「リライト」

そしてもう一つ。自分が過去に執筆した記事の「リライト」について。
これは言うまでもなく重要なことです。
格好付けた言い方をすれば、執筆した記事はブロガーにとっての「財産」です。

「リライト」すべき記事
自分が執筆してきた過去の記事をすべてを書き直す必要はありません。
例えばプレイ日記のようなものや、期間限定イベントの紹介記事などについては、その当時の状況を記事を通じて伝えることに意味があるので、むしろ「古いこと」に価値があると言えます。
一方で、こまめに更新することで常に最新の情報を提供できるようにしておかなければならないのは、攻略系の記事や、データ系の記事です。
わたしの経験を話させていただくと、この1ヶ月くらいエスティアで「常闇の聖戦」の攻略を進めていました。
当然、主な情報源はネットになるのですが、例えば「○○(モンスター名) サポ攻略」みたいなワードでググると、上の方に出てくる情報が2017年とか2018年当時のものが多いんですね。
もちろん当時と変わっていない部分も多いですが、仕様の変更により当時と「最適解」が異なっているケースも多々あります。
情報をもらおうとしている側が言うのはずうずうしいという感じもしますが、やはり可能な限り最新の情報にしておいていただけるとすごくありがたいな、と思いました。
一方、わたし自身はあまり攻略記事を書かないのですが、その中でもこまめに更新するよう心がけている記事がこれです。
単純に各ボスの必要耐性を列記しているだけの記事ですが、これに関しては、新たなコインボスやエンドコンテンツが追加されるたびに速やかに情報を追加するようにしています。
「リライト」しないとどうなるか
「リライト」を面倒くさがってやらないとどういう悪影響があるか。
ざっくり言うと、「やる気がないのかな」と読者・訪問者に思われてしまうでしょう。
トップページから閲覧してくれる読者はそう多くありません。
ほとんどの人が検索エンジンを介して直接記事に飛んでこられます。
そうした時に、表示される自分の記事が古い物だったらどうなるか。
「あ、もう更新してないのかな」
「すでに(ブログもドラクエも)辞めてるのかな」
と思われてしまい、すぐに閉じられてしまう可能性があります。
そうなれば、そこをスタートにして他の記事も読んでくれるかもしれなかった訪問者を失うことになります。
どんなに記事の数が多くとも、情報が古ければ過去の遺物として数字だけの存在になってしまいます。
こまめにリライトして最新にすることで、古い記事へのアクセスも復活し、トータルで「好成績」につながるでしょう。

もちろん、元々アクセスが多い記事についても、こまめにリライトすることでその勢いを持続させることができるでしょう!


さいごに

「新規記事の更新ペースを少し下げて、その時間をリライトに回す」というのはひとつの選択肢だな、と思うようになりました。
記事を増やしていくことだけが「ブログ運営」ではないのかもしれません。

というわけで、これからは少し後ろも振り返りながら、更新していこうと思っています!

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