※(2019/05/21)一部表現を訂正しました。
Twitter上で、ドラクエ10に関するあるツイートが話題になっていました。
Twitterより
自称ベテラン、ガチ勢、指示厨の皆様へお願い。
野良で組んだ相手や、初心者の人が思うように動かなくてもイラつかないで下さい。
その相手は自身の時間、お金を使ってDQXをやっているのです。
自分の思うようにならないからと、不機嫌にならず、笑って許すくらいの器を見せてくださいね?
今回は、このツイートについて語ってみたいと思います!
永遠のテーマ
私はどちらかというと共感しちゃった方なんですね。
立ち位置としては「ガチになりたいけどなれない層」だという自覚があるし、野良では「思うように動かず迷惑を掛ける」ことの方が多いので。
もっとも、野良で聖守護者とか行ったときにそこまで酷い暴言や態度の豹変に出くわしたことはないんですけどね。
ともあれ、このツイートに対しては反感を覚えた方も少なからずいました。
「お金や時間を使ってるのはガチも初心者も同じ」
「同じことが初心者にも言える」
これもまた正しい意見だと思います。
この「ガチ勢」と「エンジョイ勢」の対立というのは、絶対に答えが出ない永遠のテーマでしょう。
それを踏まえた上で、今回は私なりに「弱者」・・・もとい「ライト勢の視点」から意見を述べていきたいと思います。
どうしても「一方的な見方」になってしまうと思いますので、そこはご了承ください。
「エンジョイ勢」という言葉の誤用
そもそもの話になりますが、よく対比の構図として「エンジョイ勢」VS「ガチ勢」という表現を見かけます。
しかしこれは間違っていますよね。
「エンジョイ勢」は言わばプレイヤー全員でしょう。
みんな、自分なりのスタイル、価値観でドラクエ10というゲームをエンジョイしているはずです。
ソフトを買って、月額料金払って、プレイ環境整えて・・・
そこまでして「非エンジョイ」なことに時間を使う人はいないと思います。
なので、「ガチ勢」の対義語となり得るのは「ライト勢」あたりでしょうか。
とりあえず、この記事ではそういうことにして話を進めます。
とはいえ、「ガチ」と「ライト」の境目もまた難しい。
プレイ時間?装備やレベル?
どれもあまりしっくりきません。
短いプレイ時間でもとことん遊び尽くしている人はいますし、ほぼ丸一日ログインしていてもエンドコンテンツは行ったことない、って人もいます。
私(エスティア)も、現時点(4.5前期)でレベル&特訓カンスト、アクセもだいたいは理論値を揃えつつありますが、それでも「ガチ勢ですか?」と言われたら光の速さで「ノウ!」と答えます。
「カンストしてるけどガチじゃないよw」って
言われたらちょっとイラッとするよね?
「必須スペック」と「推奨スペック」
ツイートを辿っているとまた別のあるツイートが目に止まりました。
下手を笑うな来た道だ
Twitterより
上手妬むな行く道だ
良い言葉です。これに尽きるんじゃないでしょうか。
それはさておき、エンドコンテンツに挑戦するにあたっての能力の要求水準というのは、PC環境のように「必須スペック」と「推奨スペック」に分けて考えることはできないかな、と思いました。
「必須スペック」とは、そのボスに挑むにあたって絶対必要な耐性やステータスなど、いわば「最低限の性能」。
「推奨スペック」は、そこを突き詰めれば突き詰めるほど安定性が増し、討伐確度が上がるいわば「理想の性能」です。
正直、「必須スペック」を満たせていない場合は、ある程度厳しい指摘を受けたり、あるいは外れることを促されたりということがあっても仕方ないと思います。
しかし、「必須スペック」は満たしているが「推奨スペック」には届いていない、という場合。
そういった「発展途上」な人が結構多いと思うんですよね。
本気で「我々はエンジョイ勢!耐性とか戦術とか難しいことは知らない!楽しめればそれでいい!」って人はほとんどいないでしょう。
みんな少なからず「酸っぱいブドウ」をやってるんです。
そういう人たちに対しては、「妥協」という言葉は適切ではないかも知れませんが、ある程度の理解と受容をもって臨んでもらえたらいいなぁ、と思います。
上手い人ほど優しい
ふと家のカレンダーを見たらこういう言葉が書いてました。
「知る者は言わず 言う者は知らず」
中国の老子さんの言葉だそうです。
よくありがちなフレーズですけどね。
似たような名言に「賢者は聞く、愚者は語る」というのもあるみたいですがこれはさすがにこれは表現がキツすぎる。
でも、自分も野良でやってて思うのは、本当に「この人上手い!」って感じる人はプレイヤースキルだけじゃなく態度も紳士淑女なんですよね。
そりゃ内心はイライラすることもあるんでしょうが、それを絶対に態度や言葉に出しません。
もちろん、戦闘中に必要な指示や合図は別ですよ。
(「指示厨」という言い方は私も嫌いです)
それも、やはり本心から「ごめんなさいっ!気をつけます!」って思えるような言い方をしてくれます。
戦闘中に思い通りに動けなくて困惑しているのは何より本人です。
そこで優しい言葉でフォローしてもらえたらやっぱり嬉しいんですよ。
もちろん、上手い人からしたら「勝手なことばかり言うな!」と思われるでしょう。それも当然です。
厳しい言葉をかけなきゃいけない場面もあるでしょうが、そういう時もできれば「次につながるような言い方」でお願いできればな、と思います。
「この人みたいに上手くなりたい!」って思われるような
人になりたいです!
あえて言う優しさもある
ただ一つ、これだけは絶対に止めてほしいなと思うのは、野良でパーティ組んでさあ突入だ、という直前になって無言や急用で抜ける人。
これはホントに傷つくんです・・・
本当に急を要するトラブルで抜けざるを得なかったのかも知れません。
だけど、抜けられた方がそう受け取ることは少ないのではないでしょうか。
やはり、「『これでは勝てない』と判断して見限られた」と解釈してしまいます。
抜ける方がそう思うのは仕方ありません。エンドコンテンツである以上、少しでも勝利の可能性を追求するのは当然です。
ただ、それならそれで現実をはっきり伝えてはもらえないでしょうか。
その人は本当に自分の力不足を自覚できていないのかも知れません。
「○○○の理由で、ちょっとこの装備・能力では倒すのは難しいと思う」とか、具体的に指摘してもらえれば次に活かせます。
もちろん、黙って抜けても抜けられた方は察します。
だけど、説明した上で抜けるのと、無言や嘘ついて抜けるのでは残る不快感が違うと思います。
それは、その本人だけじゃなく、他のパーティメンバーもそうでしょう。
今から自分たちがやろうとしていたことを「時間の無駄」と一方的に斬り捨てられたら誰だっていい気はしません。
やはりそこは説明した上で、抜けるなり解散するなりの流れをとっていただくのが「優しさ」ではないでしょうか。
「そんな説明に時間を使うよりも、さっさと次に誘われるのを待ちたい」っていうのも分かります。分かりますけどね・・・
少なくとも、「時間やお金、アイテムを無駄にしたくない」のはみんな一緒なんです。
最初から「無駄にしてやろう」と思って緑玉出してる人はいないと思います。
エンドはやらなきゃもったいない!
さて、ここまで色々と言ってきましたが、そういった「ギスギス」系な人は本当にごくごく一部です。
「なんで○○さんメラゾーマばっか撃ってたの?」とか言われることはまずありませんから。
とにかく、自称初心者やライト勢な人たちも、恐れずにエンドコンテンツに挑戦してほしいと思っています。
まあ、私もまだ一歩足を踏み入れたレベルなんで、偉そうなことは言えないんですけどね。
エンドコンテンツ独特の空気や緊張感は、一度体感するとやみつきになる部分があると思います。
いきなり勝てないのはあたりまえ!
優しい人がいっぱいいるから、まずはチャレンジしてみましょう!
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